2005年9月30日金曜日

三行日記71

 夏学期の成績が返ってきやがる。
 ああ。
 もう寝るわ。寝させて。起こさないで。それでは。

2005年9月28日水曜日

三行日記70

 朝は九字から学校に缶詰になる。三日で単位を貰うにはそれ相応の代償が必要なのです。
 帰る頃には死んでるだろうなー、と覚悟していたが、出る頃にはピンピンしていた。
 よく寝たー、と大欠伸しながら校門を出る。ああ。

2005年9月27日火曜日

三行日記69

 終わったー。
 と、思った九月の終わり今日この頃。
 十月からは、ほぼ週七から週三まで減らせる。よし。今のテンションはそれはそれは、もう、ね。

2005年9月26日月曜日

三行日記68

 こちらの記念企画に応募していたりする。
 結果は見事に外れ。
 くぅ。猫式乱数装置に嫌われた。

2005年9月25日日曜日

三行日記67

 高校の文化祭に遊びに行った帰りに、一緒に卒業した人達と呑みに行く。
 半年かそこいらで人が変わるとは思わないけど、
 全くと言っていいほど変わってなかった。そんなものか。

2005年9月24日土曜日

三行日記66

「カウンターの人が安心するオーダーってなーんだ?」「アイスコーヒー?」「ホットコーヒー」
「円周の求め方は?」「2rπ」「そう、2πr(2パイあーる)。女の人に叩かれるよ。セクハラって」
 もう勘弁してください。ツボなんですそういうの。

2005年9月23日金曜日

三行日記65

 金曜日(=平日)なのになんでこんなに人がいるのさ。
 と、午後二時頃の電車に乗りながら思うが、ふと気付く。今日は秋分の日か。休日か。23日か。
 もう秋だ。そのうち冬だ。あの死にそうになる、凍てつく寒さがやってくる。よしよし。
 

2005年9月22日木曜日

三行日記64

 この人がすっかりリーサルウエポンに進化していたりする。
 もう、この御方無くしてこのお店は成り立ちません、みたいな。
 そういうことってあるよね。

2005年9月21日水曜日

三行日記63

 久しぶりの休日。
 秋風が程よく冷たかったので、
 外でぽちぽちキーボードを打つ。

2005年9月20日火曜日

三行日記62

「十月の八日と九日空けといて」と店長が言うので、「ダメです」と即答。
「なんで?」「呑みに行くからです」「誰と?」「知り合いとです」
 さすがに女王様とです、とは言えなかった。「……未成年のくせに」という言葉に地味に傷つく。

2005年9月19日月曜日

三行日記61

「あ、いいなこれ」とか「安い」とか言いながら
 ふと気付けば一時間。
 amazonめ。

2005年9月18日日曜日

三行日記60

 例えば、そうだね、
 午後一時から酒盛りするのも
 たまには良いのではないだろうか? ダメか。

2005年9月17日土曜日

三行日記59

「そうだ、ソーダ作らなきゃ」
 …………。(笑)。
 不意打ちでした。不覚。

2005年9月16日金曜日

三行日記58

「どこ座るー?」
「二階がいいな……空に近いところがいい」
 ほろ酔いの姉様方にGJとこっそり指を立てたのはどこのどいつだ。

2005年9月15日木曜日

三行日記57

 急げ急げ、と人は言いますが、
 んー、まぁ、確かに急ぐべきなのでしょう。
 とどのつまりは好みの問題。語ればキリがないので胸の内に留めておく。

2005年9月14日水曜日

三行日記56

 最近妙に腹が減るなぁ、と思うので一日にどれだけ物を食べてるのか計算してみる。以下は昨日の分。
 昼頃起床し、バイト前にパスタ一人前。バイト休憩にバターサブレ1/2。帰ってから米を椀一杯分。
 ――納得。

2005年9月13日火曜日

三行日記55

 例えば、メニューの作り方が突然変わってたり、
 四階まで上るのが無性に怖くなった人が出てきたり、
 まぁ、そういう日もあるのだろう。

2005年9月12日月曜日

三行日記54

 かなりどうでもいい話だけど(いや、いつものことか)、時々タイトルで困ることがある。
 あれー、いくつまで書いたっけ? みたいな。
 今現在これといった解決法が見つからないので、毎回毎回別窓でページを開いて確認する。ムゥ。

2005年9月11日日曜日

三行日記53

 帰ってきました。
 たらふく星を見られたことの他にも、得られたものはたくさん。
 自分の血肉にするため、じっくり咀嚼中。むしゃむしゃ。ごっくん。げふ。

2005年9月8日木曜日

2005年9月6日火曜日

三行日記51

 牛乳とコーヒーが完全に二分されるアイスカフェオレの作り方を教わる。
 これはもう特訓するしかない、と考えた私が待つものは、
 アイスカフェオレのオーダー。
 

2005年9月5日月曜日

三行日記50

 南海キャンディースのしずちゃんに会う。バーン、のポーズから始まり、延々と続く漫才漫才漫才。
 ケタケタと笑ってみれば、何てことはないただの夢。おかげで昨日もよく眠れませんでしたとさ。
 これもまた、悪夢と言えば悪夢なのだろう。

2005年9月3日土曜日

三行日記49

 実を言うと、最近よく眠れてなかったりする。
 寝ても2,3時間置きに目が覚めて、窓の外がぼんやり明るいのを確かめてまた眠る。
 夢の瀬というのか、睡と醒の狭間を彷徨うのもまた気持ちいいのだが。

2005年9月2日金曜日

無題

 その日、僕は違う道を選ぶことにした。何てことはない、ただの気紛れだ。
 電車を一つ前の駅で降りて、見慣れぬロータリーから線路に沿って、歩く。傍らを電車が、光を内包した塊が、物凄い風を撒き散らしながら爆走していく。僕は思わず呟いた。
「寒いね」
 散歩する母親が子供に語りかけるような、優しい口調だったと思う。けれど僕の隣には、もちろん誰もいない。遠くで君が闇に紛れながら手を振ったような気がして、僕は瞼を伏せ微笑んだ。焦るなよ。
 閑散とした道を抜けると、やがてビル街に出た。
 もう夜中も近いとなればビルの明かりは殆どなくなっていたのだが、鏡にも似たいくつものガラスの塔は互いの光を反射し合い、結果としてうっすらとその存在を際立たせていた。見上げるビルにはまだ新月になりきれていない月が映える、うっすらと。
 君は踊りだす。くるくると両手を広げて、ただっ広い道路の真ん中で回りだす。白いダッフルコートの裾が遠心力で目一杯広がり、タイトスカートが苦しそうにしていた。子供みたいにはしゃぐ君が、好きだ。僕は君に近付き、僕の接近に気付かぬ君はあっけなくキスされてしまう。驚いたように目をぱちくりさせた君は、やがてくすりと笑って僕の腕の中に収まる。君のうなじに、君の髪に、耳に、僕は唇を押し当てる。
 ぼとり、という音を聞いた。ひき肉の塊をボウルの中に落としたときのような音だ。
「そうだ、帰ったらハンバーグにしようよ」
 眠たげな君は消え入るような声でそう囁いた。
 ぼとり。ぼとり。ぼとり。
 ビルの屋上からそれは落ちてくる。拳三つ分ほどの黒いそれは、やがて人の形を成し立ち上がる。子供、大人、老人、果てにはビッグフットのような巨人まで。一様にどす黒いそれらは僕らを取り囲む。取り囲んで、僕らをじいっと見ている。けれど一定範囲内には決して入ってこないのだ。
 君はもういない。腕の中を空風が吹き抜け、遠くの線路で光を内包した塊が音もなく爆走していく。
 両手には白いダッフルコート。鼻を埋めてシャンプーの、君の残り香を確かめると、僕は白いダッフルコートを着た。僕よりも一回りも体が小さかった君のコートは何とか着ることができた。さっきまで着ていたジャケットは出来損ないの人形どもにくれてやる。
 人形どもの向こうの、線路の前で君は手を振る。こっちこっち、早く帰ろうよ、と手を振る。コートを僕に取られた君は、ノースリーブの腕を夜風に惜しげもなく晒すものだから、仕舞いにはくしゃみをして鼻を啜った。
 僕は君に手を振り返し、君のところへ行く。




 推敲ナシ原文ママ。これ以上の作業は、たぶんやらないと思う。


三行日記48

 午後の一時過ぎから篭って、
 篭り続けること七時間以上。
 アイスミルクティー一杯でよく粘ったと思う、迷惑な客二人。

2005年9月1日木曜日

三行日記47

 ノートパソコン復活。
「もう二度とパソコンやりながら飲み物なんて飲みません。スイマセン」とパソに謝る姿は、
 まるで妻に浮気がバレた夫のよう。