副店長蒸発事件は色々な人に被害を及ぼしている模様。
証言者1(店長)「店を閉めるために、昨日は店に泊まったよ」南無。
証言者2(バイト君A)「なんか、店長に来いって言われた」ご愁傷様――と書く自分も明日は我が身。
2005年8月31日水曜日
2005年8月30日火曜日
三行日記45
現副店長が辞表を出しちゃったからもう来なくなったよ。と店長が嘆く。
ほうほう、と話を聞けば店長曰く「昨日少しキツいことを言ったせい(だと思う)」だとか。
そんなもんなのかね? まぁ何だっていいか。というわけで、かなり凹み気味の店長を放置しておく。
ほうほう、と話を聞けば店長曰く「昨日少しキツいことを言ったせい(だと思う)」だとか。
そんなもんなのかね? まぁ何だっていいか。というわけで、かなり凹み気味の店長を放置しておく。
2005年8月29日月曜日
三行日記44
夕方、ノートパソコンの修理の見積もりの電話が来る。
どれくらいしたかって、そりゃあ、目から血が出て鼻から星が出るくらい。勘弁して、マジで……。
ふー、6万は貯金しようと思ってたのに。サイダー一杯=一週間分の労働量? 割に合わないよ!
どれくらいしたかって、そりゃあ、目から血が出て鼻から星が出るくらい。勘弁して、マジで……。
ふー、6万は貯金しようと思ってたのに。サイダー一杯=一週間分の労働量? 割に合わないよ!
2005年8月28日日曜日
2005年8月27日土曜日
2005年8月25日木曜日
2005年8月24日水曜日
雨の降る国
猫を抱いて、宿の二階から空を見上げる。灰色の雲が空を覆い、絶えることなく雨粒が降り続けている。風はない。窓枠で切り取られた四角を、ちっぽけな雨粒が上から下へ落ちる。その彼方には、山の稜線とほんのり白い空。
宿の娘は、あそこから晴れが来るんです、とそばかすいっぱいの頬を緩ませて笑った。
宿の主人は、あそこから晴れが来るのですよ、とたるんだ腹を隠しながらニッと歯を見せた。
宿の女将は、あそこから晴れが来るんだよ、と水の筋が走る窓の外を見遣りながら微笑んだ。
しかしこの三ヶ月、私は晴れを一度も見たことがない。それでも彼らは、たびたびああいう風に言っては笑うのだ。
うとうとと船を漕ぎ出した私に、腕の中の猫が、にゃお、と呼びかける。
ああ、そうだね。きっと晴れは来ないね。
頭を撫でてやると、猫は眼を閉じもう一度鳴く。その猫の頭に置いた手の甲に頬を乗せる。私も眼を閉じる。
次に眼を開けたとき、私と猫はこの国の住人になっている。一人と一匹で、ずっとこうしている。
ここは雨の降る国。
500文字の心臓の自由題に掲載されてしまったもの。
描いたのが確か6月かそこいらだった気がします。覚えてません。いや、その頃だったと思います。確か。自信ないですけど。というか、いつだっていいやーんって話ですな。
で、話は変わって。
以下、今回のが出来上がるまでに色々書いてたもの(原文のまま)。無修正ですよ奥さん!
なーんか書きたくなった。
しとしとしとしと。雨が降る。しとしとしとしと。音も無く。しとしとしとしと。
窓の外から見える景色は、灰色一色。山の稜線の間際の空が、ほんのり白い。きっとあそこから晴れがやってくる。
でもここは雨の降る国。
晴れの続く国じゃない。一年中毎日、晴れることなく雨が降り続ける。いつか雨が止む、もうすぐ雨が止む。希望を目の前に吊るして、手に入れる瞬間の直前の高鳴る胸の鼓動を感じる国。
だからここの国の住人は口を揃えてこう唄う。私達は世界で一番幸せな国の住人。
目の前の晴れを愛でよう。もうすぐ手に入る晴れを愛でよう。やがて訪れる雨との別れを惜しもう。しとしとしとしと。弱弱しく雨が降る。一年中毎日、いつまでも。しとしとしとしと。
ここは雨の降る国。
ここは時の止まった国。
雨粒が地面を叩く音だって聞こえない。
しとしとしとしと。
雨の降る国
猫を抱いて、宿の二階の窓辺から空を見上げる。どんより曇った空からは絶え間なく雨粒が降り続ける。風に邪魔されることなく、ただ上から下へまっすぐに、無数の雨粒。遠くの山の稜線はほんのりと白い。
宿の娘は、あそこから晴れが来るんです、とそばかすいっぱいの頬を赤くして笑った。
宿の主人は、あそこから晴れが来るのですよ、とたるんだ腹を揉みながらニッと歯を見せた。
宿の女将は、あそこから晴れが来るんだよ、と窓の向こうを見ながら微笑んだ。
しかし私は、雨が止んだところをまだ一度も見たことがない。この三ヶ月、ずっとこの調子だ。しとしとしとしと、雨が降り続ける。雨粒が地面に落ちる音だって聞こえない。
腕の中の猫が、にゃお、と鳴いて私を見上げる。
ああ、そうだね。きっと晴れは来ないね。
頭を撫でてやると、猫は眼を閉じもう一度鳴いた。その置いた手の甲に頬を乗せる。私も眼を閉じる。
しとしとしとしと。雨が降る。
止まった時を感じて頂ければ幸い。
猫がこの雰囲気に一番合ってた。きっとストレス溜まってるだろうけど。この娘は猫と一緒に旅をする(←もうこの時点で無理だけど)。
静かな時よ、続け。変わることなく。永遠を求めたくなることだって、あるんだ。
以後ちょろちょろっと手直しして今回のヤツに至るわけです。
宿の娘は、あそこから晴れが来るんです、とそばかすいっぱいの頬を緩ませて笑った。
宿の主人は、あそこから晴れが来るのですよ、とたるんだ腹を隠しながらニッと歯を見せた。
宿の女将は、あそこから晴れが来るんだよ、と水の筋が走る窓の外を見遣りながら微笑んだ。
しかしこの三ヶ月、私は晴れを一度も見たことがない。それでも彼らは、たびたびああいう風に言っては笑うのだ。
うとうとと船を漕ぎ出した私に、腕の中の猫が、にゃお、と呼びかける。
ああ、そうだね。きっと晴れは来ないね。
頭を撫でてやると、猫は眼を閉じもう一度鳴く。その猫の頭に置いた手の甲に頬を乗せる。私も眼を閉じる。
次に眼を開けたとき、私と猫はこの国の住人になっている。一人と一匹で、ずっとこうしている。
ここは雨の降る国。
500文字の心臓の自由題に掲載されてしまったもの。
描いたのが確か6月かそこいらだった気がします。覚えてません。いや、その頃だったと思います。確か。自信ないですけど。というか、いつだっていいやーんって話ですな。
で、話は変わって。
以下、今回のが出来上がるまでに色々書いてたもの(原文のまま)。無修正ですよ奥さん!
なーんか書きたくなった。
しとしとしとしと。雨が降る。しとしとしとしと。音も無く。しとしとしとしと。
窓の外から見える景色は、灰色一色。山の稜線の間際の空が、ほんのり白い。きっとあそこから晴れがやってくる。
でもここは雨の降る国。
晴れの続く国じゃない。一年中毎日、晴れることなく雨が降り続ける。いつか雨が止む、もうすぐ雨が止む。希望を目の前に吊るして、手に入れる瞬間の直前の高鳴る胸の鼓動を感じる国。
だからここの国の住人は口を揃えてこう唄う。私達は世界で一番幸せな国の住人。
目の前の晴れを愛でよう。もうすぐ手に入る晴れを愛でよう。やがて訪れる雨との別れを惜しもう。しとしとしとしと。弱弱しく雨が降る。一年中毎日、いつまでも。しとしとしとしと。
ここは雨の降る国。
ここは時の止まった国。
雨粒が地面を叩く音だって聞こえない。
しとしとしとしと。
雨の降る国
猫を抱いて、宿の二階の窓辺から空を見上げる。どんより曇った空からは絶え間なく雨粒が降り続ける。風に邪魔されることなく、ただ上から下へまっすぐに、無数の雨粒。遠くの山の稜線はほんのりと白い。
宿の娘は、あそこから晴れが来るんです、とそばかすいっぱいの頬を赤くして笑った。
宿の主人は、あそこから晴れが来るのですよ、とたるんだ腹を揉みながらニッと歯を見せた。
宿の女将は、あそこから晴れが来るんだよ、と窓の向こうを見ながら微笑んだ。
しかし私は、雨が止んだところをまだ一度も見たことがない。この三ヶ月、ずっとこの調子だ。しとしとしとしと、雨が降り続ける。雨粒が地面に落ちる音だって聞こえない。
腕の中の猫が、にゃお、と鳴いて私を見上げる。
ああ、そうだね。きっと晴れは来ないね。
頭を撫でてやると、猫は眼を閉じもう一度鳴いた。その置いた手の甲に頬を乗せる。私も眼を閉じる。
しとしとしとしと。雨が降る。
止まった時を感じて頂ければ幸い。
猫がこの雰囲気に一番合ってた。きっとストレス溜まってるだろうけど。この娘は猫と一緒に旅をする(←もうこの時点で無理だけど)。
静かな時よ、続け。変わることなく。永遠を求めたくなることだって、あるんだ。
以後ちょろちょろっと手直しして今回のヤツに至るわけです。
2005年8月23日火曜日
三行日記40
この前異動になった人がやって来る。忘れ物を取りに寄ったんだそうで。
女三人集まれば何とやら、といった具合で話し込むその人を見て、ふと思う。
どういう気持ちで入り口をくぐってきたんだろ、と。こう考えれば、ドラマチック。少しだけ。
女三人集まれば何とやら、といった具合で話し込むその人を見て、ふと思う。
どういう気持ちで入り口をくぐってきたんだろ、と。こう考えれば、ドラマチック。少しだけ。
2005年8月22日月曜日
三行日記39
バイト先の4Fにはアレが出るんだとか。仕事中に電気が突然消えたり、物音がしたり。
――なんてことを、バイトの先輩と笑いながら話をする。そりゃあだって、
ユーレイ怪談云々<団体客、変な注文をする客 ですもの。生きてる人間の方が怖いですよ。
――なんてことを、バイトの先輩と笑いながら話をする。そりゃあだって、
ユーレイ怪談云々<団体客、変な注文をする客 ですもの。生きてる人間の方が怖いですよ。
2005年8月20日土曜日
2005年8月19日金曜日
生
世界の端っこが崩れました。からからと積み木が崩れるような音を聞きながら、何事にも無関心な錬金術師は眠りにつきました。
星の終わりに心を痛めた占星術師は自分の占いを信じられず、何度もやり直しました。得られる結果は同じでしたが、愛する人が地割れに飲まれたことを知ったとき、優柔不断な彼は眠ることができました。
大都市の路地裏には死霊術師が溢れ、彼らは死者の魂を集めていました。ある人の良い死霊術師は、魂が詰まった瓶を飲み干すと胸に希望を蓄えて眠りにつきました。その真夜中、大都市は静かに滅びました。
世界はたった一つの場所を残して全て崩れました。
三人は地面が無数にひび割れているたった一つの場所に集まり、途方もない作業を始めました。錬金術師は決して枯れない樹の種を創り、占星術師は天の動きを支配し、死霊術師は大地に無数の魂を吹き込みました。
数え切れない程の月日が経ち、三人の体が無くなった頃、そこには森ができあがっていました。中心には清らかな泉が湧き、明け方にはミルクのように深く白い霧が立ち込めます。
ある朝、とくん、と心臓が鼓動するように湖面が揺れました。そよ風が霧を掻き分け、辺りを明らかにするとそこには、
毎度お馴染み500文字の心臓の第51回タイトル競作に出したもの。
描いてる時は、それはそれはもう、ぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだ考えてたのですが、今や綺麗さっぱり忘れました。何を考えてたんでしょうね? まぁ、何だっていいか。
ちなみにこれで一応、了、ということになってます。
何が出てきたかは私も知りません。いい加減です。
(そして、「まぁ、何だっていいか」と本気で思っていたりもするのでした。)
星の終わりに心を痛めた占星術師は自分の占いを信じられず、何度もやり直しました。得られる結果は同じでしたが、愛する人が地割れに飲まれたことを知ったとき、優柔不断な彼は眠ることができました。
大都市の路地裏には死霊術師が溢れ、彼らは死者の魂を集めていました。ある人の良い死霊術師は、魂が詰まった瓶を飲み干すと胸に希望を蓄えて眠りにつきました。その真夜中、大都市は静かに滅びました。
世界はたった一つの場所を残して全て崩れました。
三人は地面が無数にひび割れているたった一つの場所に集まり、途方もない作業を始めました。錬金術師は決して枯れない樹の種を創り、占星術師は天の動きを支配し、死霊術師は大地に無数の魂を吹き込みました。
数え切れない程の月日が経ち、三人の体が無くなった頃、そこには森ができあがっていました。中心には清らかな泉が湧き、明け方にはミルクのように深く白い霧が立ち込めます。
ある朝、とくん、と心臓が鼓動するように湖面が揺れました。そよ風が霧を掻き分け、辺りを明らかにするとそこには、
毎度お馴染み500文字の心臓の第51回タイトル競作に出したもの。
描いてる時は、それはそれはもう、ぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだ考えてたのですが、今や綺麗さっぱり忘れました。何を考えてたんでしょうね? まぁ、何だっていいか。
ちなみにこれで一応、了、ということになってます。
何が出てきたかは私も知りません。いい加減です。
2005年8月18日木曜日
2005年8月17日水曜日
アメリ
爺様はお池の上にぷわぷわ浮かぶアメリに、よく話しかける。アメリや、と爺様が呼ぶ度に、アメリは自分が呼ばれた気がしてその方を向いて小首を傾げるのだが、すぐに爺様の家の屋根の向こうの空と雲を見てしまうのだ。
アメリや。
爺様が呼ぶ度にアメリは呼ばれた気がして小首を傾げる。
アメリは未だに翔べずにいる。
500文字の心臓の、8月14日〆切の自由題に出そうと思って出しそびれたもの。今朝気づきました。
ちなみに、出しそびれたのはコミケで浮かれてた所為です。
ぐるっと選者さんが一周してくるのを待てばいいんだろうけど、その頃にはきっと綺麗さっぱり忘れてる。自信ありますよ、ええ。
せっかく人に見せるために仕上げたのに、お蔵入りさせるのは悔しいので晒します。
アメリや。
爺様が呼ぶ度にアメリは呼ばれた気がして小首を傾げる。
アメリは未だに翔べずにいる。
500文字の心臓の、8月14日〆切の自由題に出そうと思って出しそびれたもの。今朝気づきました。
ぐるっと選者さんが一周してくるのを待てばいいんだろうけど、その頃にはきっと綺麗さっぱり忘れてる。自信ありますよ、ええ。
せっかく人に見せるために仕上げたのに、お蔵入りさせるのは悔しいので晒します。
2005年8月16日火曜日
三行日記36
いつも挨拶するときと同じような口調で、何でもないことのようにしれっととんでもないことを言う。
「あ、私、今日で最後だから」 異動の知らせを聞いたのは、本人ですらも前日のことだったとか。
今日これからバイトに行って、事の重大さを嫌と言うほど思い知らされる。
「あ、私、今日で最後だから」 異動の知らせを聞いたのは、本人ですらも前日のことだったとか。
今日これからバイトに行って、事の重大さを嫌と言うほど思い知らされる。
2005年8月15日月曜日
2005年8月14日日曜日
三行日記33
コミケに行くという友人に買い物を頼んでおいた。
夜、メッセで「手に入れたよ」との報告を受ける。
今度会ったとき彼に何をしようか思いつかないけど、とにかくお疲れ様でした。そして、ありがとう。
夜、メッセで「手に入れたよ」との報告を受ける。
今度会ったとき彼に何をしようか思いつかないけど、とにかくお疲れ様でした。そして、ありがとう。
2005年8月13日土曜日
三行日記32
店長「初給料はみんなや両親に還元するんだよ、知ってる?」 突然何を言い出すんですかアナタ。
店長「この辺りってさ、焼肉屋とか結構あるんだよね」 ……何が言いたいんでしょうかね?
店長「あと、コージーコーナーのシュークリームも好きなんだよねー」 それで勘弁してください。
店長「この辺りってさ、焼肉屋とか結構あるんだよね」 ……何が言いたいんでしょうかね?
店長「あと、コージーコーナーのシュークリームも好きなんだよねー」 それで勘弁してください。
2005年8月12日金曜日
2005年8月11日木曜日
三行日記30
バイト先の店長曰く「いさやの顔ってハリネズミみたいだね」
……? ?? わたくしめの顔のどこを見てそう仰られるのでせう?
でも、ハリネズミらしい。他人がそう言うのだから、そうなのでしょう。そうらしいですよ。
……? ?? わたくしめの顔のどこを見てそう仰られるのでせう?
でも、ハリネズミらしい。他人がそう言うのだから、そうなのでしょう。そうらしいですよ。
2005年8月10日水曜日
三行日記29
バイト先の店長が、アルバイト希望の子と面接をやってるのを見かける。おー自分もやったよアレ。
その後店長曰く「一人ゲットできました」
すかさず自分曰く「僕もああやってゲットされたんですね」 店長、苦笑い。自分、してやったり。
その後店長曰く「一人ゲットできました」
すかさず自分曰く「僕もああやってゲットされたんですね」 店長、苦笑い。自分、してやったり。
2005年8月8日月曜日
三行日記28
22:20 一日の最後の仕事としてトイレ掃除を託される。残り10分。
22:22 洋式の便器が詰まってることが発覚。残り8分。
22:27 水 が 流 れ ね え よ ! 残り 3 分 。 (一応流れました(笑))
22:22 洋式の便器が詰まってることが発覚。残り8分。
22:27 水 が 流 れ ね え よ ! 残り 3 分 。 (一応流れました(笑))
2005年8月7日日曜日
2005年8月6日土曜日
2005年8月5日金曜日
2005年8月1日月曜日
三行日記24
わーっと始まった一日がわーっと終わる。
さてブログでも書こうかと真っ白な画面を前にして今日一日の記憶の糸を辿ってみるが、
いやはやああいやまったくどうしたものか。今日も色々あったはずなんだけど……。
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