三つ葉のなだれ
2009年6月15日月曜日
忌む男
「忌む男」
人の世を忌む男がいる。曰く、人は汚いから厭だと言う。人は驕り高ぶり、欲深く、怠け者で、そのくせ自分勝手に妬み怒るものだ、だから厭で堪らないのだと言う。厭だ厭だ、ああ厭だ。一頻り嘆くと男は不意に口を閉ざし、すとんと影に落ちて消えてしまう。
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夏ですねー。
近頃は夕立がすごい。雷がびりびり鳴る。
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