「黄金の舌を求めて」
黄金の舌はこのうねうねと続く真っ赤なレンガ道を歩いていって、山をいくつも越えた先の高台にあるのである。
長い坂道を登り切ったとき、私はパラサキの木に黄金の舌が生っているのを見つけることができる。黄金の舌は枝をしならせてだらりと垂れている。常にぼんやりと淡い光を帯び、先端は先細りになっており、そして緩やかに捻れている。葉は深緑だ。手を伸ばせば容易に届くところに生っている。
私はそれを採ってもよかったし、そうしなくてもよかった。
そのまま佇んでいるとやがて鳥が飛んでくる。真っ黒な鳥だ。小さな嘴を目いっぱい開き、キエエ、キエエ、と鳴きながらパラサキの木の上をぐるぐる旋回し始める。
そして鳥は黄金の舌を啄み始めると根元を食いちぎり、毛虫を咥えるように黄金の舌を端から垂らして飛び行く。鳥の身一つ分はある黄金の舌が棚引きながら空へ消えていく。
��**
この頃はすっかり涼しくなって過ごしやすくなった。
早く温かい飲み物が合う季節になればいいのに。うーん。
��へんしん
ふっふーん(ニヤニヤ)。
じゃー、<5>で。<27>もあるかなあと思ったけど、こちらの方がよりそれっぽい。
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