2009年8月23日日曜日

第七回ビーケーワン怪談大賞

第7回ビーケーワン怪談大賞で、拙作「東の眠らない国」が「愉しませてもらいました賞(東雅夫選)」をいただくことになりました。ありがたい話です。

大賞には岩里藁人さん、優秀賞には沙木とも子さんと仲町六絵さん、佳作に影山影司さん等々、見知った方々がずらりと並ぶ様を見て「おお」と思わず漏らしてしまいました。皆様おめでとうございます。
特に岩里さんの受賞コメントを拝読すると、まだまだ敵わないなあと痛み入る思いです。


この一年は「怪談とはなんぞやか」ということを考えてきた一年だったと思う。ホラーや神話とは何がどう違のか、「怪談が好きだ」と言う人たちがどういう視点で怪談を見ているのか、恐怖という感覚をどういうものとして捉えているのか、諸々。実際にフィールドワークをして、観察とかもした。
この辺りのことは全部話そうとするとキリがないのでしないけども、「東の眠らない国」は一年間色々考えたことのまとめというのが個人的な位置付け。怪談で怪談を語ってみて、どういう反応が得られるのかがすごく知りたかった。
投稿した三作の中では一番神経と心がこもったものだったので、それが例えばこういう形で誰かのアンテナに引っ掛かったのは僕自身にとってとても救われる出来事だった。本当にありがたい話だと思う。




>ろくえさん
やー、どうも感想ありがとうございます。尻尾で連続だるま落としができそうなくらい嬉しいです(笑)。
ミルクは適当なタイミングで適当に入れてたもので。今度試してみまっす。

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