2009年2月9日月曜日

てんとう虫と「なんだぃねー」

http://gennari.net/anomaro/reading/
http://blog.livedoor.jp/m-89_59186/archives/51502677.html
http://www.gennari.net/anomaro/stro/index.php
↑この辺りを参照するヨロシ。


 そんなわけで先日は朗読会@ほぼ身内でしたよっと。
 島村ゆにさんは風邪を押してのご参加。お疲れ様でした&お大事に&クダンたんの続きが楽しみです。

・21時、のろのろと開始
・まーちゃん「化石村」、相変わらずの安定感
・脳内亭さんの「銀天街の神様」を読む。やろうとおもって参加すると俄然緊張する不思議
・空虹桜「シロクマ通り」。2006年のトラウマがー、トラウマがー、あうあうー。(MGSP2006の第一回戦で敗北を喫したのがこの作品だったのです。この恨み、晴らさん(ゴゴゴゴゴゴゴゴ))
・ふらくん「色彩漂流」、できたてほやほやの筆おr……書き下ろし

・……という具合でローテーションを組みつつ2周目へ
・途中、各自梅酒を飲んだり「なんだぃねー」と叫んでみたり、相変わらず生活臭がダダ漏れの朗読会
・だがそれが良いのです!

・2周目以降で気になったもの
・まーちゃん「シロクマ通り」
 →拙作。書いたのは2年半くらい前になるのだけども、随分頭でっかちだったなあと思う。ギミック(?)に凝っていたというか。おそらく昔と比べて今のは、だいぶ柔らかくなったというかより感覚的になってきたというか、そんな感じなんだろうなー、と聞いてて思った。
・空虹桜「カウンタークロック」
 →同じく拙作。初出は2005年の千文字世界にして超短編界隈デビュー作。超短編のちの字も知らずに参加した回だったので、今読み返してみると何だか不思議な感じ。というのも、しっかりとオチをつけようとしているのが見て取れるのです。今にはないまた別の味わいがあるのやも、なんて。一定期間より昔に書いたものって、自分の作品であるはずなのに他人の作品のように思えてくるからなんだか面白い。
・まーちゃん「かつて一度は人間だったもの」
 →『鈍色の鍵』考察。初読のときから(良くも悪くも?)最後に出てきた『鈍色の鍵』という単語が目と心に引っ掛かっていて、実際耳で聞いてみてもやっぱり「ん?」と思った。これがいかにもガジェットらしいガジェットなので、ついつい身構えてしまうのです。
・ふらくん「子を運ぶ」
 →目で読んだときは何ともカラフルな印象があったのだけども、耳で聞いてみると妙に生々しく聞こえてきた(人が読んでいるのだから当たり前なのだけども)。というのも、目で読んでいるうちは、語り口は一人称であっても頭の中に浮かぶ図は神視点だったもので。それがふらくんが読むと、声の調子との相乗効果も相まって大分“私”視点に近付いたなあという印象。

・そんな感じで23時くらいにプログラムは終了
・後はご自由に歓談くださいませ
・コピペに残したいスパムメールの話とか
・が、後半は半分眠気で耄碌しておりましたことよ


 お粗末。

0 件のコメント:

コメントを投稿