「ゆらりゆらら」
ソファーでうとうとしているうちに世界は海の底に沈んでしまったらしい。天井は朽ちて剥がれていた。
日が出ているうちは燦々と光が射し青々と。日が沈めば朧な月がゆらゆらと。くらげが空を飛ぶ。鷲が水面を泳ぐ。リモコンでテレビをつければ魚人のフラダンス。
ここはいいぞぅ……。
ほわんとあくび。ぷかりと吐き出した風船が魂よろしく昇天する。あれが最後の空気だったと気付く頃にはまたうとうとソファーの上。
��**
ひょーたくんのお題その六。
夜、布団の中で半分寝ながら打つのが日課になりつつあるような。あと四日分くらいしかないけども。
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