2012年4月16日月曜日

(無題2)

��無題2)

 ……一体何が起こったのだろう。気が付いたら私は吹っ飛んでいた。雲を突き抜けコンコルドを追い越し、視界の端に地球の円形を認める。このまま空気摩擦で死んでしまうのか。気が遠のくうちに高度が下がり、懐かしの祖国、故郷、そして我が街、我が家が見えてくる。天文学的な確率の幸運に感謝する。最期がここなら思い残すこともない。が、神様は意地が悪いらしく、私が突っ込んだのは隣家の幼馴染の部屋だった。柔らかい感触と、悲鳴。私は頬を叩かれ、気を失った。

***

 茶林プレゼンツ。
 全ての元凶はこのツイート。
「ochabayashi@isayann そうだ胸に埋めたら張り飛ばされて地球一周してきて胸のクッションで助かったぜっていう話を書 via web」

0 件のコメント:

コメントを投稿